News Release

2019.11.20当社子会社のスペースワン株式会社が、国内初の民間ロケット発射場の建設に向け、起工式を行いました

11月16日、当社子会社の小型ロケット打上げの事業会社であるスペースワン株式会社は、和歌山県串本町田原地区で進めている国内初の民間ロケット発射場の建設に向け、建設予定地で起工式を行いました。

当日は、株主4社の関係者をはじめ、国会議員、政府関係者、仁坂吉伸和歌山県知事、地元自治体関係者ら約100人が出席し、玉串をささげるなどして工事の安全を願いました。
そのあと開かれた祝賀会で、発射場の名称を「スペースポート紀伊」とすることを発表しました。
また、当日は多くの報道関係者も駆けつけ、起工式や祝賀会の様子がTVや新聞、Web等にて放映・掲載されるなど、非常に注目を集めました。

同社社長の太田信一郎は名称について「宇宙への扉を開き、地球と宇宙をつなぐ新たな鍵、キーになるとの思いを込め、和歌山の『紀伊』ともかけた」と話しました。
また、キヤノンの御手洗冨士夫会長は「スペースワンを連結子会社とするキヤノンの代表としてこの日を迎えられたことを大変うれしく思っております。信頼性、即応性、柔軟性、低コストを実現させ、2021年度中の打ち上げに向け、宇宙ビジネスのさらなる拡大に貢献してほしい」と話しました。

なお、基本的なロケットの高さは約18メートル、重量は約23トンで、2020年代半ばには年間20回の打ち上げを計画しています。

引き続き、キヤノン・キヤノン電子グループの宇宙事業への取り組みにご期待ください。

ロケット発射場の完成イメージ図

起工式 玉串奉納

起工式 祝賀会 御手洗会長スピーチ

風光明媚な串本町の観光スポット 「橋杭岩」

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