サステナ
ビリティ
人と地球が共生する
キヤノン電子の環境経営
サステナビリティニュース
- 2023.10.18
- サステナビリティレポートを発行しました
サステナビリティ - 2023.3.27
- 第三者認証機関のESG認証を国内で初めて取得しました
サステナビリティ - 2023.3.14
- 健康経営優良法人2023(ホワイト500)に選定されました
サステナビリティ - 2022.6.30
- サステナビリティレポートを発行しました
サステナビリティ - 2022.3.10
- 健康経営優良法人2022に選定されました
サステナビリティ - 2021.5.10
- 赤城事業所「令和3年度 緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」受賞
サステナビリティ
サステナビリティの
考え方
トップメッセージ
世界トップレベルのESG経営を積極的に進め
CSR・環境先進企業を目指すとともに、
持続可能な開発目標(SDGs)達成に貢献します
平素よりキヤノン電子の事業活動にご理解・ご協力いただき、ありがとうございます。
いま企業は、「健全な経営を通して社会に貢献する」ことが強く求められていると考えます。
当社は、キヤノングループの掲げる「共生」の理念の下、世界トップレベルの高収益企業を目指し、優れた製品を広く世界に提供すると共に、環境保護活動やコンプライアンスを推進し、「ESG経営」を積極的に進めてまいりました。
また、当社は様々な社会の要請や期待、環境変化に柔軟に素早く対応し、自社の持つ技術やノウハウを結集して、全社員が「企業として社会に貢献する」意識と危機感を持ち、自発的な行動をしています。
更には、自社の持つ加工技術、専門性を持つ多様な人材を活用して新しい分野への展開を進めるなど、全社を挙げてESG活動を行っています。
当社は引き続き「共生」の理念の下、チャレンジ精神と自社の強みを活かして「より良い社会の実現」に貢献し、世界トップレベルの高収益企業を目指してまいります。
今後もより一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
キヤノン電子株式会社
代表取締役会長
サステナビリティ方針
私たちキヤノン電子は、「共生」の企業理念のもと世界の繁栄と幸福のために貢献することを目指し、環境経営を実践してまいりました。
「共生」とは、すべての人々が、文化、習慣、言語、民族、地域などあらゆる違いを超えて共に生き、共に働き、互いに尊重し、幸せに暮らせる、そして、自然と調和し、未来の子どもたちにかけがえのない地球環境を引き継ぐ持続可能な社会の実現をめざす考え方です。
私たちは、「急ごう、さもないと会社も地球も滅びてしまう」のスローガンのもと世界トップレベルのESG経営を積極的に進め、サステナビリティ先進企業を目指します。そして、ステークホルダーの皆様への活動の公表や対話を深め、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた各種課題解決への貢献と、キヤノン電子の更なる成長に向けて取り組んでまいります。
キヤノン電子株式会社
代表取締役社長
橋元 健
企業の社会的責任に関する基本声明
キヤノン電子は「共生」の企業理念のもと、企業活動にともなう社会的責任に真摯に取り組み、情報開示に努めています。
本声明は、安心してキヤノン電子の製品やサービスをご利用いただき、かつ、キヤノン電子グループの信用をご確認いただくため、基本的かつ普遍的な企業の社会的責任について、私たちの姿勢を改めて表明するものです。
- 安心・安全な製品とサービスの提供
- 各国や地域の法令順守と公正かつ誠実な事業活動
- 公正で自由な競争の実践と取引の透明性確保
- 豊かな生活と地域環境が両立する社会の実現への貢献
- 省エネルギー、省資源、有害物質排除、生物多様性保全への取り組みによる環境負荷の最小化
- 情報管理の徹底と情報漏えいの未然防止、個人情報の保護
- 他者が所有する知的財産権の侵害防止
- 安全保障貿易管理の徹底
- 贈収賄等腐敗行為の防止
- 武装勢力、反社会的勢力への加担の回避
- 適切かつ正確な企業情報の開示
- 基本的人権の尊重と人種、国籍、性別、宗教、信条等による差別、ハラスメント、暴力の禁止
- ダイバーシティ(多様性)の推進
- 児童労働の禁止
- 強制労働(人身取引を含む)の禁止、不合理な移動制限の禁止
- 各地の法令に則した結社の自由と団体交渉権の尊重
- 従業員に対する法定賃金以上の賃金の支払い
- 過重労働の防止と適切な休日の付与
- 労働安全衛生の確保、労働災害の未然防止
- サプライチェーンにおける環境、人権、労働、遵法、責任ある鉱物調達等社会的責任に関する取り組み要求と実施確認
キヤノン電子は、以下の国際規範を尊重します。
- 世界人権宣言
- 労働における基本的原則および権利に関する国際労働機関(ILO)宣言
- 国連 ビジネスと人権に関する指導原則
- 経済協力開発機構(OECD)の多国籍企業行動指針
推進体制
企業のサステナビリティ向上を重要経営課題とする認識のもと、会長・社長直轄組織としてESG・サスティナビリティ推進委員会を設置し、環境、社会、ガバナンス分野の中長期的な課題とキヤノン電子の取り組みについて議論・検討し、各部門と連携してサステナビリティ活動を推進しています。
環境・社会・ガバナンスの各種方針
キヤノン電子の環境、社会、ガバナンスに関する各種方針は以下の通りです。
環境基本方針
気候変動対応の方針
廃棄物排出削減方針
水資源管理方針
化学物質管理方針
生物多様性の保全に対する考え方
コーポレート・ガバナンス
内部統制システムの基本方針
ディスクロージャーポリシー
税務ポリシー
キヤノングループ行動規範
個人情報保護
情報セキュリティ方針
AI利用方針
ムービー
動画で見る
キヤノン電子の
CSR・
環境への取り組み
人と地球が共生する
キヤノン電子の環境経営
キヤノン電子の「環境経営」への取り組みについて動画で紹介します。
「環境経営」とは、限りある地球資源を有効利用することにより、コスト削減と利益創出につなげるキヤノン電子独自のCSR・環境への取り組みです。
キヤノン電子の
「環境経営」に
おける
3つの
重点取り組み
3つの重点取り組み
3つの重点取り組み
独自の循環型経営
独自の好循環を生み出す経営方針により、人類社会全体に貢献する企業を目指しています。
社員を大切に育てる
キヤノン電子では、社員を大切にし、社員一人ひとりが最大限の能力を発揮できる体制をつくるとともに、環境についての意識を高め、将来に渡り必要とされるスキルと感性を持った未来志向の人材育成を目指しています。
企業を育てる
高収益企業体質を作り上げることで更なる品質と生産性の向上へと循環し、社員が安心して働き続けることができる企業を目指します。
3つの重点取り組み
製品のライフサイクルを
通じた環境負荷削減
「順法」、「地球温暖化」「省エネ・省資源・有害物質排除」を柱として、全社一丸となって
環境保証活動を推進することで、人と環境にやさしいモノ作りを目指します。
ISO14001-2015の取得
キヤノン電子は、環境マネジメントシステムの重要性を早くから認識し、1955年にISO1400の前身であるBS7750を美里事業所で取得。以来、秩父事業所、赤城事業所、東京本社、キヤノン電子マレーシア、キヤノン電子ベトナムと国内外の全生産拠点及び事務拠点で環境マネジメントシステムの導入を行い、環境経営の根幹としてきました。
2005年には環境経営の強化を目指し、キヤノングループ全体でマルチサイト認証への移行を開始。2013年には全ての拠点がマルチサイト認証に加わりました。2015年には認証の基準をISO14001-2015に移行し、特に製品環境保証に重点を置いた環境保証活動を強化・推進しています。
順法
国内外の生産拠点では、大気・水質・騒音を主体に、法令で定められる基準よりも厳しい値を掲げて環境保全に努めています。
特定施設の届出、廃棄物の処理方法、日常の環境保証行為に関しては、内部及び第三者による年1回の遵法監査を実施しています。2018年度も規制基準値の違反をはじめ、不祥事はありませんでした。
温室効果ガス排出量の削減
エネルギーを効率的に利用することで温室効果ガス排出量の削減に努めています。
廃棄物の削減
製造過程で排出される廃棄物の削減に努めています。
製品の包装・梱包に使用するプラスチックの削減
グローバルで経済成長が進むにつれ、資源や環境に対する社会的な課題・関心が高まっています。環境省でも2030年までに、使い捨てプラスチック容器や包装、レジ袋などの排出量を25%減らす目標を掲げています。これらの動向を踏まえ、当社も資源を使ってものづくりをするグローバルメーカーの責務として、プラスチック削減を積極的に進めています。
まずは、ドキュメントスキャナー、ハンディターミナル製品の包装・梱包材から取り組みを始め、プラスチックレスの推進と共に、外部業者とも協働し、環境に配慮したプラスチック以外の包装・梱包材や、新しい環境配慮素材の研究開発を目指して引き続き活動を行ってまいります。
全事業所で共通した取り組み
キヤノン電子のすべての事業所では、清掃活動をはじめとして周辺環境の美化に社員一丸となって取り組んでいます。
東京本社
キヤノン電子では、東京本社周辺地域社会とのつながりを大切にし、屋上の緑化など特色ある社会貢献活動を推進しています。
秩父事業所
キヤノン電子では、秩父事業所周辺地域社会とのつながりを大切にし、「三峰千年の森」の整備など特色ある社会貢献活動を推進しています。
美里事業所
キヤノン電子では、美里事業所周辺地域社会とのつながりを大切にし、クリーン美里への参加など特色ある社会貢献活動を推進しています。
赤城事業所
キヤノン電子では、赤城事業所周辺地域社会とのつながりを大切にし、ハーフマラソン大会への協賛など特色ある社会貢献活動を推進しています。
キヤノン電子マレーシア
キヤノン電子マレーシアでは、周辺地域社会とのつながりを大切にし、近隣企業との合同清掃など特色ある社会貢献活動を推進しています。
キヤノン電子ベトナム
キヤノン電子ベトナムでは、周辺地域社会とのつながりを大切にし、海岸清掃など特色ある社会貢献活動を推進しています。
サステナビリティ
レポート
「キヤノン電子サステナビリティレポート」は、
さまざまなステークホルダーの皆さまにキヤノン電子の
持続的な企業価値向上への取り組みをご理解いただくために、
経営方針や財務情報、ESG情報など、
統合報告に求められる幅広い情報を記載しています。
サステナビリティの考え方
キヤノングループの企業理念は「共生」です。私たちはこの理念のもと、文化、習慣、言語、民族などの違いを問わず、すべての人類が末永く共に生き、共に働き、幸せに暮らしていける社会を目指しています。
「共生」の理念は、サステナビリティの考え方・理想とする社会像に通じるものであると考えています。キヤノン電子は社会の一員として、サステナビリティ活動と事業活動の両立に取り組み、持続可能な社会の実現とキヤノン電子の更なる成長をともに強く追い求めています。
責任ある企業行動
キヤノン電子は、従業員や取引先をはじめとする事業活動に関わる全てのステークホルダーの人権を尊重し、キヤノン電子グループの事業活動に伴う人権に関する具体的な懸念、サプライチェーンに関する懸念(児童労働や強制労働の発生など人権、労働安全衛生などに関する具体的な懸念や情報)について通報を受け付ける窓口を設けています。
ESGデータ集
キヤノン電子の事業活動における主なESG(環境・社会・ガバナンス)データを一覧でご覧いただけます。
SDGsとの
関わりについて
キヤノン電子では、「共生」の理念のもと、
独自の視点から持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」との関わりについてご紹介します。
独自の循環型経営
キヤノン電子では、継続的な生産性改革を下支えとして「資源生産性の最大化」を目指すことによって「環境保証活動」と「企業としての経済活動」のベクトルを一致させる独自の循環型経営に取り組んでいます。社員を公平かつ大切に扱い、未来志向の人材を育成するとともに、自然と調和した働きやすい職場環境の創出を目指します。また、生産効率性の向上により高められた品質と利益率は、新たな技術革新のために再投資されるだけではなく、他社とも協力しつつ積極的な新領域進出の原動力となっています。
こうした取り組みは、SDGsゴールの3、5、8、9及び17とも合致します。
製品のライフサイクルを通じた環境負荷削減
キヤノン電子では、環境規制関連の法令順守は当然として、「資源生産性の最大化」達成のために、あらゆる環境負荷行為を削減した人と環境にやさしいモノづくりを目指しています。限られた資源を有効に使い、温室効果ガスの排出量を最小限に留めるだけでなく、製品の品質を高めることでロスの削減とお客様の安心と安全にも貢献しています。
こうした取り組みは、SDGsゴールの7、12及び13とも合致します。
地域社会に根差した社会貢献活動
キヤノン電子では、各事業所の周辺地域の環境保全活動に取り組むとともに、住民の方々と積極的にコミュニケーションをとり、地域社会全体への貢献を目指しています。事業所周辺の美化活動や、生物多様性を尊重した野生動物の保護、地域の学校におけるCSR活動の啓発、地元のイベントへの参加・協賛等、様々な角度から地域社会へ貢献しています。
こうした取り組みは、SDGsゴールの11とも合致します。
3つの重点取り組み
地域社会に根差した
社会貢献活動
キヤノン電子では、各事業所の周辺地域の環境保全活動に取り組むとともに、
住民の方々と積極的にコミュニケーションをとり、地域社会全体への貢献を目指しています。