マーケティング
IMS商品企画
2017年入社
“Just do it !”で身につけてきた総合力を活かし、世界を飛び回る
市場の声を聞く立場から、
開発者の思いを伝える代弁者へ
生まれは南米エクアドル。その後も、スペイン、イギリスと、父親の仕事の関係で世界中を転々としてきました。日本へ戻って来たのは、大学からになります。
キヤノン電子に入社する前は、市場のニーズにこたえるマーケティング主導の外資系メーカーで働いていました。そこで働く中で、個人プレーだけを評価するのではなく、チーム全体でひとつの目標に向かって成長していく日系企業の風土の方が自分に合っていると感じ、転職を決めました。これまでは、市場の声を聞いて製品を広めていく仕事でしたが、その次のステージとして、前職で培ったマーケティング力で、製品をつくる開発者の思いを市場に広めていきたいと思ったからです。世界で認められているキヤノン製品というブランド力にも魅力を感じました。
トラブルこそ、
信頼関係を築くチャンス
現在はプロジェクトリーダーとして、スキャナー製品の仕様検討や立案、顧客対応、各種契約手続き、営業ツールの作成など、製品の設計、立ち上げから販売まで、一連の流れに関わっています。
入社後、はじめての海外出張はアメリカでした。任務は顧客の特殊なニーズのヒアリング。公共機関向けにソリューションを提供している大手のお客様にスキャナー製品を利用していただいたのですが、ある特殊な専用用紙の搬送がうまくいかず、期日に間に合わないかもしれない事態に。急きょ設計部長と現地へ飛び、どこに問題があるのかを細かくヒアリングしました。帰国後、社内メンバーと対策を立てることで、最終的に課題を解決することができました。現場に出向いて顔を見て話すことの大切さや、他部門のメンバーと協力し合って課題を解決する達成感を感じた経験です。トラブルを無事解決することで信頼関係を築くことができ、今でもその顧客は私の担当です。
自分の経験を生かして、
さらなるキャリアアップを目指す
将来的には、より現場に近い場所で、スピード感をもって製品を浸透させるために、海外の販売会社へ赴任することを目指しています。海外に駐在することになれば、これまで以上にマネジメント力が必要になってくるので、グローバルに通じるスキルや経験を積んで力をつけていきたいです。
キヤノン電子では、一担当者が担う仕事の範囲が広く、やりがいがあります。そして何より困ったときに助けを求めたら、部内外問わず手を差し伸べてくれるチーム力があります。こうしたチームプレーを海外でも発揮して、より広い世界の舞台で開発者の思いが詰まった製品を広めていきたいです。
1日のスケジュール
- 7:15
- 出社(会議の準備、セットアップ)
- 7:30~9:00
- アメリカの販売会社のマーケティング部門とTV会議
- スキャナー製品のロードマップ、新製品立ち上げ、各プロジェクトの進捗状況等のアップデート。
- 9:00~9:15
- チームミーティング
- スケジュールや進行しているプロジェクトの共有。
- 9:15~10:00
- メールチェック
- 午前中は時差の関係で主にアメリカやヨーロッパからの問い合わせ対応がメイン。
- 10:00~11:30
- 制作会社とスキャナー新製品のカタログデザイン・内容の打ち合わせ
- 12:00~12:45
- 昼食
- 13:00~14:30
- 商品企画と設計主要メンバーのミーティング
- 年に2回日本に各販売会社の主要メンバーを集めて開催されるグローバル戦略会議で議論するテーマ決め・製品ロードマップの検討など。
- 15:00~17:30
- カタログやウェブなどで使用する新製品の写真撮影立ち合い@都内スタジオ
- 18:00~19:30
- 帰社
- 会議や外出中に溜まったメールのチェック
- 問い合わせ・製品のカスタマイズリクエストの対応などがメイン。
- 19:30~20:00
- 退社
- 21:00~
- 帰宅後、子供に絵本の読み聞かせ
プロフィール
大学では、経営・経済学を中心に学ぶ。サッカーサークルに所属し、価値観の異なる外国人留学生も多い中、チームをまとめて運営するリーダーを務めた。仕事上で大切な、「相手の意見を受け入れて、気づきを与える」交渉力は、ここで培ったもの。今でも休日は、フットサルやジョギングなど身体を動かしてリフレッシュ。最近は将来の海外勤務を見据えて、ビジネス専門書を読んでいる。