磁気コンポ製造
2009年入社
がんばった分だけ評価される環境で、職人技を身につける
約束事を守ることは、製品の品質を守ること
学生時代からムードメーカー。高校は3年間無遅刻無欠席で、バレー部の練習に励んでいました。人と話すのが好きなところは、報告・連絡・相談が大切な今の職場で役立っています。裁縫など細かい作業が好きなこともあり、手先の器用さを活かせる就職先を探していたところ、進路指導の先生にキヤノン電子を勧められて入社を決めました。世界的に名が知れているブランド力も決め手のひとつです。
今は、デジタルカメラの交換レンズ(EFレンズ)に搭載されている、手振れ補正ユニットの組立を行なっています。ビスを絞める順番など手順ひとつ間違うだけでも、製品は完成しません。約束事を守ることが大切な職場です。とくに最終検査は、経験と知識が必要な工程です。レンズが規格に合っているか、傷がないかどうかを確認するのですが、レンズの見方や拭き方ひとつで小さな傷が発見できないことも。勤務中は、指紋も汗も、唾液も製品についてはいけないので、確認する目以外の身体を、すべて制服で覆います。
チームワークで2倍の生産数を達成
入社後すぐに任された仕事は新製品でした。他の通常製品と比較して、一日の生産数2倍を目標として掲げました。そのときは、作業時間を少しでも短縮するために何ができるかと、チームのメンバーで検証を重ねました。部品を置く場所や、利き手だけではなく、両手を使って作業ができるようなやり方など、効率的な方法を自分たちで考えて作業方法を変えることで、なんとか目標数を達成。チームワークの大切さを実感しました。日頃から、声を掛け合ってチームの他の人をフォローするなど、会話をしながら協力し合う関係づくりが生かされたのだと思います。
次の目標は、何でもわかるNo.1社員
同じ製品をつくり続けて10年、今では中堅の立場です。様々な作業を担当してきたので、最初から最後のラインまで、ひとりで製品を完成することができるようになりました。愛着も湧き、自分でつくった製品が店頭に並んでいたり、実際に使っている人を見かけたりすると、とてもうれしくなります。
これからもどんどん知識と経験を積んでいって、「この製品のことなら何でもわかる」No.1の社員になりたいです。実力主義で、頑張った分だけ評価してもらえ、福利厚生が整っているので、女性でも長く働きやすく、事実女性の多い職場です。みんな真面目で努力家なので、周りに負けないように努力したいと思います。
1日のスケジュール
- 7:30
- 出社 (自宅~自家用車で出社)
- 8:00~10:00
- 作業
- 職場の製品別に担当のリーダがいますが朝一で本日のスケジュールについて打合せ実施。
- 自分が担当しているIS(デジタルカメラの交換レンズ・EFレンズ)に搭載されている、手振れ補正ユニットの組立ラインで使用している測定機や装置・治工具の始業点検と各種データ取りを実施。
- 確実な品質確認を行い、レンズ組込作業を開始する。
- 10:00~10:07
- 休憩(同期の友人とコーヒーブレーク)
- 10:07~12:00
- 作業
- 技術部門/QA品質部門のスタッフと、作業の手順書である作業標準の確認会を実施。
- 作業の改善点についてディスカッションを行い、意見交換で出された改善点について実施計画を作成。
- 12:00~12:45
- 昼食・昼休み(同期の友人である3名とランチタイム)
- 12:45~15:00
- 作業
- ISユニット組立ライン生産対応
- ISユニットに搭載されているキヤノン指定でレンズの外観検査員認定者(パネラー)取得に向けて、実際にレンズの組込を行い、外観検査を実施しながら訓練を展開。
- 15:00~15:08
- 休憩(レストコーナーで職場の先輩達と談笑)
- 15:08~17:00
- 作業
- ISユニット・新人作業者の作業が確実に出来ているかについて出来栄え確認を実施。
- 製品の出荷検査による品質確認を行い、キヤノン宇都宮工場へISユニットを出荷。
- 17:00~17:20
- 清掃、片づけ、明日の準備をしてから退社(退社後は週末の土日の計画について友人と打合せ)
プロフィール
高校時代は無遅刻無欠席の皆勤賞。部活はバレー部に所属。その他、簿記やワープロ、情報処理などの資格取得にも力を入れていた。働きはじめてからは、平日は会社と自宅の往復、休日は、共通の趣味をもつ友人とコンサートや芝居を観に行く。好きな講演があれば、何度も観に行くことも。ライブでは身体を動かしたり声を出したりするので、心身ともにリフレッシュしている。