ミリングマシン設計
2019年入社
歯科技工士の救世主・ミリングマシンを、ひとつでも多くの現場に届けたい
資格を活かした、
技工士としてのもうひとつの道
「医療で人の役に立ちたい」「医療の資格を取りたい」と思い、医療系の大学に進学しました。学生時代は平日9時から18時まで毎日実習をして、国家資格である歯科技工士を修得。そのまま歯科技工所に勤める道もありましたが、資格を活かした別の道を探していたところ、キヤノン電子が歯科用三次元加工機(ミリングマシン)を使って、補綴(ほてつ)物(歯の被せ物)の製造をしていることを知り、入社を決めました。
現在は、CAD上でメカのデザインや図面設計、試作部品の組み立てをしたり、歯科技工所へ行き、ミリングマシンの設置などを行なっています。
専門的な現場と
設計の橋渡し役として活躍
これまで補綴(ほてつ)物は歯科技工士が手作業で製造するのが通常でしたが、ミリングマシンでは、機械を使うことで半分以下の時間で製品を完成させることができます。キヤノン電子のミリングマシンは、金属や樹脂を加工できる工業用加工機の「固いものを早く削る」技術を活かした、画期的なマシンです。設計業務はまだ知識がないので苦労していますが、技工士としての意見を先輩方に求められたときは大学で学んできた知識を活かして答えることができるので、やりがいを感じます。歯科や歯科技工所の方と打ち合わせをするときは、専門用語の解説者にもなります。
デジタル技術で
ユーザーに優しい製品を
近年のデジタル技術の進化に伴い、歯科医療の現場も大きな変革期を迎えています。ミリングマシンの導入により製作時間が減れば、歯科技工士の作業負担を減らすだけではなく、人手不足の解消にもひと役買うことができるようになります。ひとつでも多くのミリングマシンが現場に設置されるように、これからも歯科現場と設計現場の橋渡し役として、機械についての知識をしっかり身につけて、ユーザーに優しい製品をプロデュースできるようになりたいです。
もうすぐ自分が関わった製品が世に出るので楽しみです。
1日のスケジュール
- 7:40
- 出社
- 8:00~8:05
- 部署全員参加の朝会で、昨日やったこと、今日やることなど進捗を共有する。
- 8:05~9:30
- 週に一度、部内会議を開催する。
- 9:30~10:00
- メールをチェックして、対応する。
- 10:00~10:07
- 休憩
- 10:07~12:00
- CADで外装や部品モデルをデザインする。
- 12:00~12:45
- 食堂で昼食
- 12:45~15:00
- 実験室で、試作部品の組み立て・調整作業。
- 15:00~15:08
- 休憩
- 15:08~16:30
- 製品の図面を設計。
- 16:30~17:00
- メールチェック、明日の準備。
- 17:00
- 退社
- 18:00~
- 飲み会に参加(新製品が完成したときに開催されます)
プロフィール
細かい作業が好きで、趣味はネイルをしたりプリザーブドフラワーを作ること。学生時代は、アルバイトを2つかけもちしながら軽音部に所属し、何事も全力で取り組んできた。社会人になっても、定時退社や長期休みがしっかり取れるので、バンドを続けたり旅行をしたりして、メリハリのある生活をしている。